地域材と地域技術を活用した公共建築の木造化

地球温暖化抑制のための京都議定書によって光合成の活発な人工林材の活用が求められています.
けれども,杉檜などは強度のバラツキや変形が大きく, 集成材は勿論,在来軸組用材としての活用の歩留まりが低く, 輸入材との競争力を失ったままです.
このため林業地の学校建築の木造化でさえ, 内装のみの木質化に止まったり,集成材の屋根架構に輸入材が用いられるなど, 地域の大工技術を低下させ,木の建物本来の居住性の良さも忘れられています.

スケルトンログ構法の公共建築

「スケルトンログ構法」は, 材料強度が製材より13〜20%高い丸太材を皮剥ぎ自然乾燥して 大スパン架構と軸組のスケルトンとする,公共建築の木造化のための地域材活用技術です.
丸太は地域性豊かで出自が明らかでし,余材から仕上材や下地材も採れ,化石燃料を使わず 公共建築の工期に合わせた自然乾燥を実現し,強さ,美しさ,経済性によって付加価値を造り, 活用の歩留まりを高め,林業者,建築施工者にメリットを生み, 林業と建築の連環を再構築しています.
道の駅, ,店舗, 診療所・保健センター,小・中・高校体育館や町民スポーツセンター, ゲートボール競技場, クラブハウス, 休憩舎など, デザインリーグによる多様な公共施設の木造化は30件に及びます.
一般的な公共予算で木造建築を可能にし,地産地消に止まらぬ地域通貨や流域通貨に発展させ, 地域を活性化させます.


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