建築家・東京藝術大学名誉教授
1943年中国・北京生まれ
1966年東京藝術大学美術学部建築科卒業 1968年同大学院修士課程建築専攻(天野太郎研究室)修了。
1979年デザインリーグと協働。 2013年逝去、享年69。
建築活動を、部品開発、家具デザイン、街づくり、そして地球環境を視野に入れて行った。
大型木造公共建築のための丸太立体トラス構法「スケルトンログ」と、日本の気候風土歴史と生活文化にそった住宅を、無垢の杉材でつくる半剛接軸組構法「スケルトンドミノ」を開発し、多数の実作の積み重ねによって「林業と建築を結ぶ」建築家のミッションを模索した。
2004年日本建築学会賞(業績)を『地域材と地域技術による公共建築の木造化構法の開発と実践』で受賞した。
主な著書に『建築光幻学』(鹿島出版会1977年)、『まどー日本のかたち』(板硝子協会1997年)、『建築のミッション』(鹿島出版会2012年)、『日本の木でつくる スケルトンドミノの家』(平凡社 2014年)がある。